筋肉と糖尿病

筋肉の量と糖尿病は一見何も関係なさそうに思えますが、実は深い関係があります。
老化や怪我によって筋力が低下した状態のことをサルコペニアと呼びますが、サルコペニアになることで糖尿病のリスクが上がることが近年の研究で明らかになっているのです。

そこでこの記事では、筋肉と血糖値の関係についてまとめます。

筋トレは糖尿病予防にも効果的!と言うわけで、筋トレのモチベーションにする意味でも、そして糖尿病を予防するという意味でもぜひ読んでみて下さい。

糖尿病は痩せている人に多いと言う事実

糖尿病になりやすい人

皆さんは糖尿病と言うとどのような人がなるものだと思われますか?

糖尿と言うぐらいですから、「糖分をたくさんとる人」、つまり太っている人がなりやすいと考えるのが普通ではないでしょうか?

ですが、実際には糖尿病患者には太っている人は意外と少なくて、痩せている人の方が多くいらっしゃいます。それはどういうことなのか?といいますと、その理由こそが筋肉量の違いとなります。

痩せている人が糖尿病になりやすい理由は筋肉が少ないことにあった?

と言うのも、体の中での糖分の保管場所は筋肉だからです。この筋肉が減れば、当然糖分の保管場所が少なくなるわけですので、食事からとった糖の行き場がなくなり、血液中に糖が溢れてしまいます。

つまり、痩せている人の方が筋肉量が少ない傾向にあるので、糖の保管場所である筋肉が少ない分、血糖値の急上昇を起こしやすくなり(血糖値スパイク)糖尿病のリスクが上がるという訳です。

「自分は痩せているから糖尿病とは無縁だよ」そんな風に思っていたとしたら、その考えは危険かもしれません。
筋肉が低下した状態であるサルコペニアと糖尿病が深い関係にあるのはもちろん、痩せている人でも血糖値スパイクは起こりやすいですから、痩せている人こそ食生活には十分気を付けてくださいね!

太ももの筋肉を鍛えてサルコペニア&糖尿病予防

特に体の中で衰えやすいのは、体の内側にあり日常生活で無意識に鍛えられるインナーマッスルよりも、トレーニングなどを続けない限り鍛えることのできないアウターマッスルとなります。筋トレによってアウターマッスルを鍛えて、サルコペニア&糖尿病を予防しましょう

中でも太ももにある筋肉は、体の中でも1番大きい筋肉となり、ここを鍛えることでサルコペニアの予防に効果てきめんです。太ももを鍛えるためにも、日々の生活の中で立ったり座ったりの動作を増やすことや、なるべく階段を使い上り下りをすること、またスクワットを定期的に行うなどを心掛けて、筋力アップに繋げましょう。

筋トレを積極的に取り入れて糖尿病を予防しよう

食事によって取りすぎた糖分が脂肪に変換され、肥満になる事は誰もがご存知かと思いますが、筋肉が少ないことで糖尿病のリスクが上がる事はご存じでない方がほとんどかと思います。

筋力トレーニングによって筋肉を増やす事は、決して見た目の美しさを良くするだけの目的ではありません。糖尿病予防としても大切な習慣となりますの是非日ごろからから体を鍛えて、筋力を低下させないように意識して参りましょう。